テスト投稿に乗じて
一応、劇作家なのに(自称ですが、自分で書いた劇が人目に触れたり、お金を払っていただいて劇の脚本を書いたりした経験があるので、きっと一応じゃなく、劇作家と名乗っていいはず。そうじゃなくてもそれがたとえ自分のノートの中だけだって劇のセリフを書いたなら、名乗っていいと個人的には思いますけど)、あまりに自分の思いを吐く場がないと思って、わざわざ自分のホームページを自作でつくってみました。本当にわざわざ恥ずかしい。いったい何に労力を使ってるんだろうと呆れています。自分の文章でこれでもかと目立ちたい!というのなら、もっといい方法があったでしょうし、いまどきSNSを上手に使えばひと目にふれる機会も多いに決まってるのに。それでもちょっと昔気質なブログみたいなものを選んだのは、目立ちたい!という欲望と、自分が映えている姿に嫌気がさしてしまう卑屈な自意識が真っ向から競り合った結果、ちょうどいい妥協案の居場所がここだったからでしょうか。知らない誰かに何かは言ってみたいけれど、全校生徒の前で屋上から叫ぶのはひどく気が引けるので、クラスの後ろの黒板の隅っこにこっそり書いてみて、誰か見て笑ってくれたりふーんと思ってくれたりしたらいいなぁという感じかもしれません。とはいえ予想するに、更新頻度は自分の抱える舞台があると宣伝のために増えるのでしょうし、あ、もしかすると逆に、そんなときはあくせくと忙しく、言葉を紡ぐのもおっくうになって、むしろ暇なときにどうでもいい文章を吐く場になるのかもしれませんし(実際今がそうです)、はたまた、そのどっちもの悪いところをとって、忙しいときは書く余裕がなくて、暇なときは書く内容がなくて、全く更新しない未来だってあるのかもしれない。自分のこれまでの経験上、残念ながらその可能性が一番高いようにも思いますけど。
とにかくどうなるかわかりませんが場所をつくってみました。テスト投稿に乗じて、後ろの黒板に、そんなことを書き込んでみます。